私は浅い人間ですたぶん深くはない

gustav5.hatenablog.com

 

楠田さんが記事のラストで、音楽にも文学にも縁遠い生活をしていて、とか書いてましたが、縁遠い生活とはどれくらいの縁遠さなのかと変なところに引っかかってしまいました。(笑)私なんか、もう何十年もピアノに触ってはいませんから縁遠いと言ってもいいんだろうけど、とりあえずは音楽の道に進めるくらいの能力はまったくなかったわけじゃないと自負してるし、文学にしても有名な文豪の小説はほとんど読んだ事はないから文学に関しては縁遠いとは思うけれど、それなりに多くの小説を読んだ上に自分で小説まで書いては雑誌に掲載されるとかどこかの賞の二次審査まで残ったとか、まったく才能がないというわけでもないわけで。だから、それなりに音楽のことや小説のことで自分はこう思ったこう感じたとか言えれるとしたら、それはもう縁遠いとは言えないんじゃないかなあなんて思うんだよね。私の言ってることわかる?

 

こんな私だけど、人からは「頭悪い」と言われたり、その逆で「奥が深い」とか言われたりするんだよね。それはまあ私の文章を読んでのその人達の印象なんだろうなとは思う。だから、「深い」というのは人によって違うんだと思う。つまり、深いって何なのかっていうのはその人が「これは深い」と思ったら深いんだってことで。まあ、楠田さんはその「深い」がどういったものかがわからないということなんだけども。私もその場のノリで「これって深いよねえ」とは言ってきたけれど、確かに深いってどういうものかを説明はできないかな。ただ、時々、音楽でも文章でもなんでかわからないけれど、感動したり涙が出てきたり思わず走り出したくなるくらいに居ても立っても居られない気持ちになったりすることがあり、それが私の「深い」ってことなのかなあって思うよ。

 

音楽はね、確かに「一瞬」ではあるんだろうけれど、昔でいえばレコードとかがあれば、何度も何度も聞けるから一瞬ではないと思うんだけどなあ。私なんて子供の頃に小説を書くのに「新世界より」をそれこそラジカセで何度も何度も繰り返し流して執筆してたからなあ。一瞬っていう考えはなかったなあって。まあ、これも素人な考えではあるんだけどね。