やっぱり栗本作品は大好きだ!

またしても、やすとろさんの記事で自分語り。(笑)

 

hibi.yastoro.com

 

私の日記を読んだことのある人でも、あれだけの量だから覚えてはない人もいるかとは思うけど、過去に栗本さんの作品で語った日記もあったわけです。私もやすとろさんと同じで、栗本さんのグインが大好きで、彼女の書くグインしか読んでません。私も「豹頭の花嫁」読みたかった。そのタイトルの謎を知りたかった。誰が花嫁だったんだろうって知りたかったなあ。

 

あと、伊集院大介シリーズも大好きだった。ただ、もともと私はSFが好きだったということもあり、SFから栗本作品に手を出したってことなんだけどね。それはまあグインもSFっぽい内容もあったということで、グインもその枠で読むようになったわけだけど。私はイシュトはそんなに好きじゃなく、珍しく主人公のグインが好きだったんだけど。私の好みで言えばナリスなんだけど、どうしてかグインがいいなあと思った、当時は。ナリスはね、私自身に似てるところがあって、途中からかなり思い入れは出てきたんだけど、ほら、退場しちゃったでしょ。まさか、物語からいなくなるとは思ってなかったんだよなあ。ただ、私は勝手に豹頭の花嫁はリンダだと思ってたんで、ナリスと結婚しちゃったから、ナリスは退場しなくちゃなあと思ったわけで。しかも、実質の夫婦になったわけじゃないでしょ。(笑)でもなあ、グインもリンダ以外の女との間に子供出来ちゃったし。だから、グインやリンダやイシュトの子供世代の話がいずれはメインになっていったのかなあと思うようになった。現在、話がどこまで進んだのか知らないけれど、私の中ではすでにグインの話は「デュマレスト・サーガ」と同じような扱いになってしまってます。未完の大作ということで。

 

そして、本題の「レダ」ですが。(笑)

 

この作品については、過去日記で散々語ってきたので、もしご興味ございます方は以下のリンク先で読んでみてください。

 

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あ、↑は「ウンター・デン・リンデンの薔薇」の感想でした。検索で一言「レダ」と出てきたんで。(笑)

 

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そして、↑のもレダというより別の栗本作品の感想なんですが、一応読んだ感想でレダみたいだよなあと思ったということで。

 

 

人の命は限りがある。大好きな書き手の書き物がもう二度とは読めないということは、当時の私にはもう生きていてもしかたないと思うほどに打ちのめされたものだった。実際、彼女が亡くなってからしばらくは小説というものが読めなくなっていた。それだけ彼女の新しい作品がもう読めないんだという事実はかなりのショックではあったんだよね。けれど、新しく読めるものを見つけたということで、今はあの頃が嘘のように毎日のように小説を読み続けている。ただ、一人の作家のものではなく、その内容で何人もの作家の小説を読んでいるから、やはり私にとって栗本薫、もしくは中島梓以上の作家はいないんだと思う。

 

いずれ私も栗本さんのいる場所に辿り着ければいいなあと願いつつ、日々、現実を忘れる為にも誰かの描く物語を読み続けていくだけだ。